YAMAHA RT57i

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YAMAHA RT57iについて

製品の大半が業務用であるRTシリーズですが、一般向けにRT57iという製品があります。

業務品譲りの強固なファイヤーウォール、ISDN対応、VoIP対応、次世代インターネット・プロトコル「IPv6」標準搭載、VPNなどの機能が搭載。

個人~SOHOまで幅広く対応できる性能。無線LAN機能は非搭載。

僕はバッファローのアクセスポイントを追加しました。お店の陳列棚には多機能ルータが多く発売されていますが、無線機能はアクセスポイントの追加・変更などで対応した方が良いと思う。無線の規格はどんどん進化していきます。


設定の画面と操作

WEBからアクセスして行う管理画面では、項目ごとの階層が浅くシンプルでとてもわかりやすい親切設計になっています。

操作の方もわかりやすい。皮肉にも以前使っていた「一般向け」ルータより、こちらの方が格段に操作しやすい。とっつきにくそうなVPNの設定も、直感的でとても分かりやすくなっています。

設定画面も操作方法も、とてもよく考えられている印象。


VPNとは

「Virtual Private Network」(仮想専用線)の略。離れている2ヶ所(数ヶ所)のコンピュータ同士を「インターネット」を通じ比較的高いセキュリティで繋げる仕組み。離れた場所同士でもインターネット上に仮想のトンネルを使ってLANを組む事で、プライベートIPアドレスが使えるようになります。

こちらに詳しく載っています→「
5分で絶対に分かるVPN


リモートアクセスVPNの使用方法

RT57iのPPTPサーバ機能を使うと、PHSやホテルのLAN、公衆無線スポットなどを使い、家庭内LANへのアクセスが可能となります。これを「リモートアクセスVPN」といいます。

リモートアクセスVPNは、企業などで構築されている例が多いようですが、一般向けでも「リモートデスクトップ」や、「ファイル同期」などと併用すると便利です。

(注)公衆LANの場合、公衆側で「VPNパススルー機能」があるルータを使っていないと、VPNでの通信はできません。

サーバ側(家庭内LAN側)がグローバルIPアドレスの場合でも、「ネットボランチDNSサービス」という、ダイナミックDNS機能が最初から搭載されています。

この機能のおかげで固定IPアドレスでは無くとも、外部から家庭内LANへアクセスする事ができます。

このダイミックDNS、設定の変更などで接続が切れたとしても、復帰が早いので直ぐ再接続ができます。設定も簡単だしとても実用的な機能だと思います。


リモートデスクトップの操作

外出先で、家のパソコン画面が手元のパソコン画面にそのまま出てきます。操作は普段と同じ。

@FreeDでは、画素数を16bitにしたり、壁紙を表示しないようにすれば、快適とは言えないけれど、十分実用的な早さで動いています。

ホテルのLANなど、高速回線であればかなり動きがスムーズになります。家のパソコンを遠隔操作しているのを忘れそうです。 


遠隔地でのファイル同期

2台の離れたパソコンのファイルを、インターネットを使ってVPN上で同期します。

出張先で同期できれば、出先で新しく作成・更新したファイルを帰ってから家のパソコンへ手作業でコピーしないで済みます。快適に同期できるかは、回線速度やファイル容量にもよります。

ファイル同期には、家庭内LANでの同期に便利な「アキュシンク」というソフトがVPN上でも使えました。アキュシンクは、データの他にIEのブックマーク、アウトルックのメールやPIMを全て同期できます。僕はPIMは紙のメモ帳派なので、メールとブックマークの同期だけしています。

2台のデータがいつでも同じという事は、バックアップも兼ねているという事なので安心感もできます。便利は便利なのですが、「マイドキュメント丸ごと同期」のように、データファイルが大量になる場合はエラーがおこりやすいようです。


大量のデータを同期したい場合には、Windowsの「オフラインファイル」を使う方が便利なようです。オフラインファイルでの同期はまだ試していませんので何とも言えませんが、アキュシンクとの組み合わせで同期が快適にできそうです。(注)VPNでのオフラインファイルの使用には、ルータのポートの設定LMHOSTSの設定が必要です。

使ってみた感想

派手さは無いですが、質実剛健な印象。高セキュリティ、手軽なVPN機能などが判断基準の人にはおすすめできます。

スループットも高めなので、将来に光ファイバーなどの高速回線を導入しても、通常使用でボトルネックになる事はほぼ無いと思われます。

ファームウエアのアップデートも、長期に渡ってきちんと行われていますので、安心して長く使える製品だと思います。

<注意!!>

RT57iに搭載されているPPTPでVPNを使えば、インターネット上でも手軽に、そして「比較的」安全に接続ができます。

しかし、PPTPよりも更に高セキュリティな、L2TP, IPSec, SSL-VPNなどの方法もあります。VPN導入の判断・構築・セキュリティの操作・設定等に関しては、それぞれ個々の責任において行ってください。

ここでは紹介のみとさせて頂きます。


<RT57i / VPN・ネットワーク関連書籍>
<RT57i 対応IP電話>

<ソフトウエア>

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